2016-02
まいにち五十音 え 遠雷
遠雷ということばが好きです。
なにかこれから一体どうなっていくのか
ちょっと先が分からない不安なところや
何か日本特有の情緒てきなものを
表しているようなことばで
少し前の表現を使うのであれば
奥ゆかしいことばとなるのでしょうか?
それに対して近雷ということばはあるのかな?
手元に辞書はないけれど
あるとしたらそれはただ単に
気候の現象を表しているだけのことばかもしれませんね。
ちょっとしたことばの違いだけで
訴えかけてくるものがちがう日本の言葉というのは
本当に繊細なものだと思います。
まいにち五十音 う 梅
いつぐらいからか分からないけど
僕にとって春の花は梅です。
桜は華やかで一瞬の美しさがあるけど
僕は梅の佇まいにいつしか
惹かれるようになってしまいました。
硬くて細い枝振りにつけた
小さいつぼみや
ポッとさいた白や紅や薄紅色の花が
僕のなかにある何かを
やさしく染めてくれる気がするのです。
まいにち五十音 い イメージ
僕たち人間に与えられた機能に
イメージするというものがあるけれど
これは良き面も悪い面もある
諸刃の剣みたいなものだと思ってます
僕は想像で1人落ち込んだり
僕は想像で1人ハイテンションになったり
僕は想像で1人激怒したり
僕は想像で1人全てを許したり
ほんとうに想像って、すごいものだと思います。
まいにち五十音 あ あんドーナツ
脚本家の三谷さんの大分前に書かれた本の中で
チャゲ&飛鳥のことを書いた悪戯のような文章があって
その中で三谷さんは自分が昔、チャゲ&飛鳥の「&」は自分だったと
いうお話があります。
「&」と呼ばれるようなったのは
三谷さんが無類のあんドーナツ好きだったから。
もちろん内容は全て三谷さんの妄想なのでしょうが
でももしかするとあんドーナツ好きは本当かもしれませんね。
僕も結構、あんドーナツが好きです。
まいにち五十音 ん ん坊
んで始まる言葉を考えたいた時に
前に観た映画の「舟を編む」を思いだしました。
「舟を編む」は簡単に言うと辞書を作る話で
僕はこの映画がとても好きなのです。
それでその映画の中で、作成している辞書に
「ん」ではじまる言葉に「ん坊」という言葉あったのを
思い出しました。
ん坊とういうのは「赤ん坊」「聞かん坊」などに用いられる
「子」という意です。
前につく「ん」は発音上によるものじゃないかと
勝手に推測しています。
まいにち五十音 を wo
日本語のひらがなのなかで
「を」というのは
結構な変わり者ではないかと思います。
将棋の駒で例えれば
「桂馬」みたいなものでしょうか。
「を」はアルファベットに変換すると
「wo」になるので、今度はwoで始まる何かを
考えてみようと思います。
まいにち五十音 わ わんこそば
僕はしりとりをやっているときに
「わ」ということばが回ってきたら
一番さいしょの「わ」のワードとして
わんこそばを選ぶことにしています。
僕はまだわんこそばを経験したことがないけど
わんこそばを一生のうちに食べることが
小さな夢なのです。
まいにち五十音 ろ ロック
僕はいろいろな音楽が好きだけど
その中でもどのジャンルが好きかと言われると
(ジャンルという言葉があまり好きではないのですし
別に一つだけ選ぶということを自分に問う必要もないけど、たとえば)
僕はロックを選ぶことになると思います。
これはもちろん人それぞれの答えがあって
その答えには○も×も△もありません。
ある本の中で「ロック」とは
前に向かう力を秘めた可能性、という表現があったけど
それはとてもロックを表しているなぁと
思っています。
まいにち五十音 れ 檸檬
レモンという字を
漢字でさらっと書けたら
とても良いなぁと思っているのだけど
なかなかすんなり頭の中から
檸檬が取り出せません。
あと、あいさつの
挨拶もなかなか出てきません。
まいにち五十音 る ルマンド
子どもの頃、我が家では毎日一つ
おやつが用意されていて
それを僕と姉二人とで分けて
毎日を楽しんでいました。
中でも覚えているのは
ブルボンの「ルマンド」と「チョコリエール」です
ルマンドは、名前の響きからして高級な感じがして
あの紫色のパッケージに気品さえ漂っている気がしていました。
なぜかその時のお菓子って
大人になって食べてみても
子どものときみたいに美味しく感じられないのが
残念でなりません。